初夏の九州旅行 (part12)





 このあたりも遠浅の海が広がっています。
 しかし、このように海の景色を独り占めできる車窓が、道路の建設によって消えるのが悲しいところです。
 海から去り、八代海の景色もこれで終わりとなりました。
 16時38分、日奈久温泉(ひなぐおんせん)駅に到着しました。 反対列車には、たくさんの学生が乗っており、下校時間になったことがわかります。
 雨が降るなか、列車は進んで行き、球磨川を渡ると、眼下にはJR肥薩線の線路が見えていました。
 そして、肥薩線の線路が寄り添ってきます。
 16時50分、八代(やつしろ)駅に到着しました。

ここで、肥薩おれんじ鉄道線は、終わりです。 ここからはJR線に変わります。
 ここで、ほとんどの乗客が降りて行き、JR線に乗り換えて行きました。

肥薩おれんじ鉄道の係員は、おれんじ色の服を着用していました。
 肥薩おれんじ鉄道の改札口は小さくても開放感がありました。

また、小さいながらも名産品等が売られていました。
 この駅で10分停車しますが、そのときに1両増結するようです。
 列車が近づいてきて、連結作業に入ります。
 運転士が降りて、準備に入ります。
 列車が発車しました。
 ゆったりとしたスピードで相手列車に向かって行きます。
 運転士の声とともに、ゆっくりと進み連結が完了します。
 連結作業が終わりました。
 相手の車両は車内は同じですが、色々な絵が書いてあるラッピング車両でした。
 ちょうど連結が完了したころに、JRの普通列車が発車していきました。
 そして、16時59分、定刻通り発車しました。
 ここからひと駅区間だけJR線を走行します。
ここから線路も複線へと変わります。
 17時04分、終点の新八代駅に到着しました。

これで、一回りしました。
 ホームに降りると、ちょうど特急「リレーつばめ」号が駅を出発したところでした。
 そして、九州新幹線のホームへ来ました。

再び乗車して鹿児島に戻ります。
 発車まで時間がありますので、ここでゆっくりと写真を撮ります。

こちらの新八代駅では、このようにちゃんと新幹線の車両が撮れます。
 このようにななめから撮ると、顔が長いです。
 車両側面にもつばめのロゴがあります。
 先ほどは、指定席に乗りましたが、今度は自由席に乗り込みます。
 自由席車両のデッキです。

とくに変わりはありませんが、このゴミ箱が特徴あります。
 そして洗面所は、縄のれんがカーテンです。
 自動販売機があります。
ここにもつばめの字があります。
 車内は、全車が普通車なので、指定席でも自由席でも座席は同じです。
 出発当初は、ガラガラだったので、どこでも座りたい放題です。
 日よけのブラインドにも、木が使われているのが特徴です。
 しばらくすると、17時13分着のリレーつばめ号が到着しました。

下車する客はなく、皆がこの九州新幹線つばめ号に乗り込んできました。
 半分にも満たない乗車率で、17時16分、定刻通り発車しました。
 次の停車駅、新水俣駅では、乗る乗客はなく、降りる乗客がたくさんいてガラガラとなりました。
 そして、再び海が見えてきました。
 肥薩おれんじ鉄道に乗車時は、目の前にあった海をあっという間に通過していきます。
 17時38分、出水駅に到着しました。

この駅からは、降りる乗客よりも乗る乗客のほうが多く、半分くらいの埋まりました。

ちょうど退勤時間帯なのでしょう。
 最後の停車駅、川内駅では、大量に乗り込み、ほとんどの席が埋まりました。

発車すると川内の車両基地を通過。 ちょうど九州新幹線の車両が1編成ありました。
 18時02分、終点の鹿児島中央駅に到着しました。

これで、今日の鉄道の旅は終了しました。
 折り返しになる列車には、たくさんの列が自由席を中心に並んでいました。
 鹿児島に着くと路面がぬれていなかったことに気づき、雨は降っていなかったようです。
 折り返しんの発車時間が近づくとホームには、誰もいなくなってしまいました。
 そして、発車していき、トンネルの中へ消えていきました。




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